佐佐木信綱の歌碑
2018年07月08日 12:44
佐佐木信綱の歌碑が金櫻神社に建立され、本日その除幕式が執り行われました。
先ほど神社の関係者より画像だけ送られてきたので、管理人ちょっと調べて掲載させて頂きます。
この歌碑は、佐佐木信綱が山梨を訪れた際に詠んだ歌を記したもので、その信綱が創刊した短歌結社「心の花」が創刊120周年を迎えるに当たって、企画されたものです。
歌碑に刻まれた歌は「鳥の聲 水のひびきに夜はあけて 神代(かみよ)に似たり 山中の村」
この短い歌の中に、多くの想いが入っているんだろうなと思う管理人でした。
金櫻神社へご参拝の際はこちらの歌碑もぜひご覧いただき、心穏やかな一時をお過ごしください。
一口メモ:佐佐木 信綱(ささき のぶつな、1872年7月8日(明治5年6月3日) - 1963年(昭和38年)12月2日)
日本の歌人・国文学者。正三位勲六等文学博士。
古典文学の研究や註釈、復刻に力を尽くし、更級日記の藤原定家写本の綴じ違えの発見などに業績を残した。
岩波文庫『新訓 万葉集』、『新古今和歌集』等の編者。万葉集の諸写本を結集した「校本萬葉集」の編集にも尽力した。