本殿屋根葺き替え工事の様子

2016年06月04日 15:26

今日は工事を請け負ってくれている「石川工務所」の棟梁と一緒に足場に登らせて頂きました。

 多分というか絶対に二度とない経験をさせて頂いたと思います。

 見せて頂いたのは、前回工事を請け負った棟梁の名前が記された鳥衾と棟札です。 

※鳥衾(とりぶすま)とは:大棟(おおむね)または隅棟(すみむね)などの鬼瓦の上に、反って長く突き出した円筒状の瓦。 

※棟札(むなふだ)とは:寺社・民家など建物の建築・修築の記録・記念として、棟木・梁など建物内部の高所に取り付けた札である。 

棟札は建物の中心部にあったので、棟梁がさっと取にいってくれました(#^.^#) 

その後棟札について教えて頂いたのですが、神社に使用する際面取りはしないそうです。

また、上よりも下のほうが少し幅が狭くなっているとのこと。 

こうやって工事をされている方にお話が聞けるのもHPを管理させて頂いている特権だと思います。 

工事が終了するまでしばしの間、お邪魔しない程度に取材させて頂きたいと思っています。