産土の神
こんにちは。
今週は管理人本職が土日休みでは無いので、神社の取材をお休みさせて頂いています。
とても天気が良いので、ちょっとひとっ走り行ってきたいところですが、流石にお疲れモードなのですみません(^^;)
さて、先日春の例大祭の慰労会が開催され、その際志村宮司より下記のお話がありました。(一部抜粋)
「金櫻神社は難しい神社です。氏神様ではなく産土の神であり、山梨県内を守る神だと思っています。
また、神仏混合のであり、神社近隣にはお寺関係の遺物がいくつも残っており、二刀流の神社であります。
神楽も神振りの事業であり、神様の力を信仰しているものであります。
金櫻神社は神様の力を戴いて、今後立派な神社になって行けばと思っています。」
さて、管理人ですが、産土の神という言葉を知らなかったので調べてみました。
産土神【うぶすながみ】
「生まれた土地の神。中世以後、生児は初宮参りさせ、氏子入りの承認を受けた。また誕生日、七五三などに産土詣(もうで)をし,旅立ちには暇乞い(いとまごい)をする。もとは氏神とは異なる地縁の神であるが、同族結合のうすれるに及んで両者は混用され、ともに村の守護神とされた。
~https://kotobank.jp/word/%E7%94%A3%E5%9C%9F%E7%A5%9E-35082より~
うぶすな‐がみ【産=土神】
生まれた土地の守り神。近世以降は氏神や鎮守神と混同されるようになった。~https://kotobank.jp/word/%E7%94%A3%E5%9C%9F%E7%A5%9E-35082より~
産土神【うぶすながみ、うぶしなのかみ、うぶのかみ】
産土神は、神道において、その者が生まれた土地の守護神を指す。 その者を生まれる前から死んだ後まで守護する神とされており、他所に移住しても一生を通じ守護してくれると信じられている。 産土神への信仰を産土信仰という。 氏神と氏子の関係が血縁を基に成立するのに対し、産土神は地縁による信仰意識に基づく。
~https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%A3%E5%9C%9F%E7%A5%9Eより~
ざっと調べてみたのですが、つまり・・・産土の神は土地の神様で、氏神様は氏の神様。
産土の神は生まれる前から死ぬまでずっと守ってくれる神様ということなんですね。
志村宮司はきっと金櫻神社は氏神様に留まらず、山梨県内に住む皆様を広く御守りできる神社だということを仰りたかったのだろうということにたどり着きました。
神様の力を信仰し、皆様を暖かく見守り続けるそんな神社であることを管理人も願っておきます。
奥の深いお話を解読するのに3日かかった管理人でした。