金櫻神社 鎮火祭の儀

2019年12月01日 15:10

金櫻神社 鎮火祭の儀
今年も無事に鎮火祭の儀が執り行われました。

鎮火祭の儀は、毎年消防団員が中心になり境内から生竹を切り出し、それで神輿をつくり、神社の向山天狗山に奉納します。そこで富士山に向かって、この御岳の里の太平を祈願し火の神様を鎮める行事です。

鎮火祭の準備は当日まで行われます。
神輿は藁で綯う作業と竹で支柱を作る作業があります。
藁を綯う作業は数日間かけて行っています。

当日は砂、ワカメ、塩、水等が準備されて神事が執り行われます。
境内での神事が終わるといざ天狗山へ。
以前消防団の方は天狗山に登る前、稲積神社(金櫻神社階段途中にある)にお参りをしていたそうです。
天狗山までの道のりは険しくて危険です。手作りの神輿が壊れないように崖を登ります。
天狗山へたどり着くと富士山方面へ神輿を向けます。
この時神輿の角度が少しでもずれると、大風が吹くと言われているので、必死に角度調整をします。
しっかりと角度が決まったら、ここでも神事が執り行われます。

では、本日執り行われた鎮火祭の様子を画像でご覧ください。