銅板作業の様子 10月㏠

2016年10月01日 17:54

銅板作業の様子

今日は運良く銅板作業をされている方に会うことが出来ました(#^.^#)
つまり、特別にまた撮影させてくれたものがあったんです。
それに新旧の違いがあることも教えてくれました。...
本殿の新しい雨どいは前のタイプと違い飾りがついています。
ちょっと分かりずらいですが、新しいものと古いものを見比べてください。

五七桐紋は鬼瓦に付く鬼紋です。※五七桐は日本国政府の紋章としても知られます。
鬼瓦に付いてしまうともうこの角度で撮影は難しいと。
ちなみに鬼紋は前から付いていた物を新しく作り変えたものではなく、綺麗に磨き直してくれたものです。
全てが新しくなるのでなく、建設当初の物も使えるものは綺麗にして使ってくれています。

鰹木もその1つです。3本ある鰹木は2本が当時の物に新しい銅板が貼られています。
ただ、銅板の厚みが当時と変わり、カバーが微妙に合わず苦労しているそうです。
この丸いカバーも隙間があると、雪が降りその雪が鰹木とカバーの間に多く入ってしまうので問題があるそうです。
それと、釘を打って銅板とカバーを固定するのですが、一番下には釘を打たず穴が開いた状態にすると。
理由は、そこから水が出るようにということです。

今日まで多くのことを教えて頂きました。
次回取材に行くときには既に作業を終えているということです。
とても勉強になりました。
本当にありがとうございました。これからも多くの現場でご活躍されることと思います。頑張って欲しいですね(^^♪