金櫻神社の大々神楽
2015年04月18日 14:21
市内御岳町に鎮座する御岳金櫻神社は、日本三御岳の一つに数えられ、江戸時代から御岳講の信者でにぎわっていました。
昭和3年に刊行された『中巨摩郡志』には、「社前には四、五十軒の茶店・旅館が立ち並んで栄えている」との記載があり、その賑わいの程をうかがい知ることができます。その金櫻神社で4月の例大祭と5月の桜祭りに舞われているのが大々神楽です。 金櫻神社の大々神楽は26の楽曲(座)が伝えられているといわれますが、現在舞われるのは10座程度で、神社の拝殿で行われます。かつては神楽殿があり、そこで行われていたのですが、昭和30年に神社が火事になった後は、拝殿で行われるようになったようです。...